「とにかく自由!だから仕事を楽しめる」――若手社員から見たIICパートナーズ《大阪編》

退職給付の課題を解決する専門家集団のIICパートナーズ(以下、IICP)。アクチュアリーや年金数理人など各分野のプロフェッショナルが多数在籍しています。
今回は大阪事務所に勤務する、2018年入社の堀口さん、2020年入社の佐治さん、そして前回の若手座談会にも参加した2019年入社の西村さんに、IICPでの働き方についてお話をうかがいました。
働きたい場所で、新しいチャレンジを
皆さん、転職組または第二新卒としてIICPに入社されたということで、入社のきっかけを教えてもらえますか。

2018年入社の堀口さん
「新しい挑戦がしたい」
西村さん:私は前職で損害保険会社で働いていました。そもそもの転職のきっかけは大阪に帰りたいという思いがありました。尼崎なんですけど(笑)

佐治さん:大阪ではないですね(笑) 私も夫の実家が大阪なので、大阪に戻ろうというのがきっかけでしたね。

西村さん:大阪には自転車で5分ですよ! まあ、それで転職先を探していたんですが、アクチュアリーで働きたかったのはもちろん、若手のうちから自由に、かつ責任のある仕事を任してくれるような会社だというのが決め手でした。

佐治さん:私も損保の会社で商品開発やリスク管理の仕事をしていたんですけど、大阪に帰ろうと思って退職しました。それから税理士の勉強をしたり出産育児があったりして、退職後2年半くらいしてまた仕事を始めたんです。育児もあるので派遣社員としていろいろ働いていたんですけど、どうしても物足りなさを感じてしまった……。アクチュアリーとして大阪で働けるところはないかなと思って探して見つけたのがIICPでした。

堀口さん:私は前職は生命保険会社だったんですけども、そこでも退職給付債務の計算をしている部署で、いまとまったく同じ業務内容でした。そこで10年以上働いていたんですが、それだけいると自分ができることばかりになって、「新しい挑戦がしたいな」と思っているタイミングで、たまたまIICPとの縁があって入社することになりました。

社員一人ひとりの「自由」を、とことん大事にしてくれる
実際に働き始めて、IICPってどういう会社だと感じていますか。

2020年入社の佐治さん
「社員一人ひとりの自由を大切にしようという文化がある」
西村さん:まず超自由ですよね。とりあえず自由。働く時間や休暇もそうですけど、「自分はこういう仕事をしたい」という思いを拾ってくれて、私に合った仕事を投げてくれます。

佐治さん:私も、本当にこの会社は自由だなと思います。時間的なこととか、お休みとか服装とかも。ここまで自由にやらせてくれる会社って、少なくとも私は経験してこなかったです。
しかもみんな、いやいや仕事をしているわけじゃなくて、自分なりに信念を持ってやっていますよね。それも自由だからかもしれない。あんまりガチガチに役割を決められると、かえってモチベーションが下がったりするじゃないですか。そういう自分の意思を邪魔するものが、この会社って本当にないですね。

堀口さん:希望する仕事とかを面と向かって上司に話す機会は面談のときぐらいなんですけど、食事中の会話とかふとした雑談のときに、みんな話しているんですよね。どんなことをやりたいとか。それを上司がうまく拾ってくれて、機会があれば振ってくれるみたいな感じです。私たちは気楽に話していて(笑)

佐治さん:上司の人が受け止めてくれてるんでしょうね。会社として、社員一人ひとりの自由を大切にしようっていう文化があるように感じます。

お客様に寄り添う、人間味あるアクチュアリーに
IICPに入って、自分自身が変化した部分はありますか?

西村さん:自分自身の変化でいうと、昨年度はお客様のところに行くとき誰かと一緒だったのが、いまではひとりで伺うことも多くなってきました。それだけで気持ちが変わりますね。「自分がお客さんのために何かをするんだ」っていうモチベーションがすごく高まっていて、自分の中で成長を感じています。

(一同 拍手!)

堀口さん:前職は決められた仕事をひたすらやっていて、お客様対応もなかったので、そこは大きく変わりましたね。お客さんの顔を見れたっていうのがすごくよかったです。
あとは自分よりちょっと背伸びするぐらいの課題を出してもらえるので、1年経って振り返った時に、「自分、成長したな」っていう実感はすごくあります。

2019年入社の西村さん
「自分の中で成長を感じています。」
佐治さん:私は入社してまだ3ヶ月なんですけど、今までのアクチュアリーのイメージって学者みたいというか、少し機械的な感じだったんです。IICに入って実際にアクチュアリーの方がお客様に説明する姿を見ていて、すごく人間味のある人だなというのに驚きました。
私も、数字を使う仕事をするのは好きなんですが、それだけではなく、数字を通して人の役に立つ仕事がしたいっていうのは強く思っていて、IICPでアクチュアリーとして働くと、それが実現できそうだなというのを、先輩方を見ていて感じています。

同じアクチュアリーでも特徴があるんですね。

堀口さん:IICPは「お客さんと会いたい」っていうアクチュアリーが多いと思いますね。計算って、正直言ってどこがやっても似たような数字が出てくるんですけど、それに対してお客さんが何に不安を感じているか、困っているのかっていうのを丁寧にヒアリングしていますね。お客様とウェットな関係を目指そうっていう話が出るくらい、お客様に寄り添うことを大事にしています。

西村さん:ウェット!でもプライベートはドライっていう(笑)

佐治さん:会社を一歩出たら自由!みたいな。

堀口さん:自分の仕事をきちんとやっていれば、あとは自由ですよね。私は定時ぴったりに帰る派ですし。

在宅勤務にフレックスタイム制で、柔軟な働き方ができる
定時の話が出ましたが、制度的な働きやすさについて聞かせてください。

堀口さん:フレックスは助かっています。そもそも遅刻という概念が無くなるので(笑)私は8時16時の勤務体制なんですけど、事情があって遅れるときも自分で調節できますし。あとは定時で帰って、趣味のゲームに没頭してます(笑)

佐治さん
「メリハリをつけて働ける」
佐治さん:私は子どもが小さいのもあって、在宅勤務とフレックスの制度が非常に助かります。それこそ生協が届く日を在宅勤務日にしたりしてますね。
やはり家より会社で仕事するほうがスムーズなんですけど、毎日9時17時で出社するより、日によって長く働く日とそうでない日があったり、在宅勤務日があったり、メリハリをつけて働けるのでいいですね。

西村さん:私は週5で出社する派です。朝も起きたらすぐ出社するので、7時15分くらいには会社にいますね。前の会社では早く出勤しても定時出社扱いでしたが、IICPでは早く来た分のインセンティブがあるのがいいですね。
早く出社したいというより、時間にしばられるのがすごくきらいなんですよ。9時に出社しないといけないから、8時半ぐらいに会社着くように、起きるのは何時でってするのがいやなんですよ。ぱって目が覚めたときに「じゃ、会社行こう」っていう。

堀口さん:自由!

ほかにも特徴的な制度ってありますか?

西村さん:ミリオンスマイルプロジェクトですね。100万円までは、社員同士のランチ会費や親睦会費を助成してくれるっていう制度です。ひとりあたりの回数に上限はありますが、1回につき1000円使えるというルールです。私はだいたい使い切っています。

堀口さん:ミリオンって100万円っていうことだったんですね。ミリオンスマイルみんながハッピーになればいいなっていうプロジェクトだと思ってた(笑)

佐治さん:あとは「ホープロ会」といって、30歳未満の若手社員がいろいろ企画をしてくれたりしますね。

数字を超えて。退職金や年金制度から、新しい人事の枠をつくる
今後はどういったことにチャレンジされたいですか?

堀口さん:私はアクチュアリー志望ではないんですけども、アクチュアリーじゃなくてもお客さんと話を聞いたりとか悩みを一緒に共有したりとか、そういうことはできるし、社内にこういう人がいるっていうのもわかっているので、適切な専門家につなぐ仕事がしたいですね。
報告のときに、数字も使っていろいろな説明をするんですけど、数学的に説明をするだけじゃなくて、それを分かりやすく解説できたらなと思います。

西村さん
「一人前のコンサルタントになりたい」
佐治さん:私はアクチュアリーとして、こういう数字が出てきますよっていう事実は伝えるとして、その数字の意味するところというか、単なる数字じゃなくて数字の背景や理由を、ちゃんと聞き手に対して伝えられるような専門家になりたいなと思っています。

西村さん:私はまず近い未来でいうと、まずは一人前のコンサルタントになりたい、「とりあえず西村さん に任せておけばOKだろう」っていうぐらいにはならないといけないと思っています。遠い未来でいうと、コンサルティングというか、退職給付債務計算という枠を超えたいですね。お客さんが抱えている退職給付債務計算以外の課題を解決できる人。まだ具体的にどんなスキルをつけるというイメージはつかめていないですけど、もうひとつ大きい枠になりたいと思っています。
退職給付債務の計算だけじゃなくて、それにまつわる人事に関わることっていう、新しい分野をね。

佐治さん:そこは損保とか生保にはない年金アクチュアリーの特徴のような気がしていて、年金だけじゃなくて、それをひとつの人事制度みたいな捉え方をすると枠が広がるっていうイメージはすごくありますね。
退職金や年金制度が、人材育成とか社員のモチベーション向上につながっていくようなイメージですよね。人事評価制度のような。そういう意味では私も、退職給付債務の計算だけじゃなくて、人事のコンサルティングみたいなところまで視野を広げてやっていけるようになりたいって思っています。

最後に、どんな方と一緒に働きたいか教えてください。

西村さん:自主性のある人ですね。上司に言われたことだけじゃなくて、自分から「これはしたい、これはしたくない。こうしたほうがいいだろう」っていうのを考えられる人がIICPには向いてるし、そういう人のほうが成長できる会社だなって思います。
ある意味、受け身でやるとすごい楽な会社なんですよ。でもそれだと成長もしないし、それにたぶん楽しくはない。

佐治さん:私も西村さんと近くて、仕事を楽しみたいと思ってる人と一緒に働きたいですね。大きな会社だと、言われた仕事をきっちりこなすっていうところを重視するとか、社内の関係性とかいろいろ気にしないといけないところがあると思うんですけど、IICPでは純粋に自分の中のやりたいことを楽しめる。
楽しむといっても遊びとは違いますが、仕事って真剣にやればやるほど楽しくなると思うんです。そういう仕事を楽しむための自主性を持った人と仕事をご一緒したいですね。

堀口さん:何をしたいかとか、チャレンジしたいこととかを、ちゃんと伝えてほしいので、言葉のキャッチボールができる人がいいですね。コミュニケーションを大切にして、「やりたいな」と思ったことを言葉にしてほしいです。

―― 今日はありがとうございました。